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電気工作

CB50レストア編1〜分解

レストア編2〜再塗装

レストア編3〜ホイール

レストア編4〜自立!

レストア編5〜ハンドル

レストア編6~ハーネス結線

レストア編7~エンジンをかける

レストア編8~最終回・完成!

 

 

 

 


右の写真は綺麗にも見えますが、34年物は触るもの嫌なくらい泥だらけです。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後にビニールテープで適当な改造が施されていた箇所とレジスタも修理しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バイクレストア その六 〜ハーネス編

    
取り外されたレストア前のハーネス。

 

 ハーネスとはバイクの配線コードです。ライトやウインカー点けるのに電力を供給しないといけないので配線も必要になります。
他をほとんど新品状態に出来たので、取り外したハーネスをそのまま付けたのでは、みすぼらしいのでハーネスも綺麗にしようと思います。電装屋さんに相談したら、全部作り直す必要なしとのアドバイスを頂いたので、泥だらけのハーネステープだけ交換しようと思います。

 


固くなったハーネステープを切開して洗浄したところ。コネクタの洗浄は結構面倒です。一個一個マイペットを付けた綿棒で綺麗にして行きます。左端のコネクタは飴色に変色してABS樹脂のような固さにまで変質してるで全交換。

 


全部新品テープに交換終了。左端の飴色のコネクタも新品になりました。
思ってたより面倒な作業で時間もかかりました。

注意点は、完全にバラバラにすると分からなくなる可能性があるので、コードが分岐した箇所は予めビニールテープで借り止めしてからハーネステープを巻くと良いです。
また、ハーネステープが巻いてある部分はテープを剥がせば綺麗かと思いきや結構汚れてます。新品を巻く前にマイペットか何かでコード全体を拭くと見違えますよ。(最初の写真と比べるとコードの色の鮮やかさが違うでしょ?)

夜中に作業してたので写真が暗めでしたね。

 


次の日。修理したハーネスを装着。

エンジン側のコネクタも新品に交換。
写真は熱処理(ドライヤー)前ですが、エンジン側の黒チューブも旧車は大概ボロボロ(固くなってパリパリ割れる)になってます。古いチューブを切開して外し、根元にハーネステープを少し巻き、その上から熱収縮チューブ被せてます。またチューブから出ていた部分はボロボロで元が何色のコードかも分からなくなっていたので、汚い部分(3〜4センチ位)切って短くしてます。コードは長めに作ってあるのでこの位切っても大丈夫(ちょうど良くなった)です。
ここが綺麗になっただけでも見違えますよ。

ちなみに写真中央に見える青い袋は車載工具。こんなものまで純正新品が手に入りました。

 


フロント側はこんな感じ。ハーネスのオリジナルは黒のゴムチューブですが、プラスティックのような固さまでに変質してました。コネクタ(この当時は全部ギボシです)まで外すのは大変なのでコルゲートチューブを被せました。サイズは15パイです。ナップスで買うと2m900円はしますが、同じパッケージの物がホームセンターだと500円位です。パーツ屋に騙されるな!
因みにハーネステープはナップスと同じ300円位です。

ライトステイとリフレクタは新品。ライトステイは内側がボロ錆びになるので新品が見つかってよかったです。

2008年3月

 

・・・・・・・・この間1年以上が過ぎました。

2009年7月

ライトを組んで結線します。
なんで、1年もかかったかというと、ライトカバーを塗装しないと結線出来ないので塗装したかったのですが、自分でやろうと思っている内に時が過ぎ、他のカウル類と同時に塗装屋に出そうと思っても資金不足・・・で一年が経ってしました。


結線はメーカーに電話をかけて配線図をFAXしてもらいました。こんな30年以上のバイクでもすぐに配線図をFAXしてくれるところなんか、さすがHONDAですね。
ライトカバーは オリジナルはボデイと同色ですが何か締まりがないので。。。。
黒にするとビシッと締まりました。


ライトケースの中にコードを通します。


CB50初期型配線図
(入手はHONDAお客様相談センターに電話してフレーム番号を知らせると、すぐ折り返しFAXで配線図送ってくれます)


配線図を頼りに結線中・・・・・・


点きました!!・・・家中のあちこちに箱詰めされたパーツを出したら台所が
一瞬でメチャメチャになりました。

 

イグニッション・コイル


プラグに火を飛ばす役目をするイグニッションコイルも新調して結線。
いよいよ完成が近づいてきました!


塗装に出したカウルも戻ってきました。完璧な仕上がりです!

                    


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