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バイクの夢 1

 

 25年ぶりにバイクに乗ろうと、暇を見つけては仕入れたボロバイク(HONDA CB50)をレストアしている。完成してバイクに乗れたらやってみたい事がいくつかある。

そのひとつに「晩夏の夕暮れの湘南をもう一度走ってみたい」という事・・・

今から遡る事20数年前。
1981年、16歳になった僕は原付の免許をとって、金もないのに無理矢理中古のバイクを買った。
YAMAHAの「MR50」というモトクロス・バイク。
近所のバイク屋にあった中古のなかで予算内のバイクはこれしかなかった。
一緒にあったRD50の方が欲しかったが高かった。
もっとも、新車でも買えるとなったら、RG50E、MBX50、RZ50のどれかを買っていただろう。



YAMAHA MR50 1979年式  当時、僕が乗っていたのと同型。色も一緒だ。

 

学校から帰るとすぐにバイクに跨がり「海」を見に行く。

なぜか?

その頃、自分でギターを弾きながらよく歌っていた
「かぐや姫」の『湘南・夏』の詩の世界に浸りたくて。

頭の中は「湘南・夏」の歌がエンドレスで流れて、
「沈む夕陽に間に合えば・・・・」とカッコつけて、
陽の暮れかかる湘南に向けてバイクを走らせていた。
手には軍手をして。(笑)

当時はメットを買うのがいっぱいで、
グローブまで手がまわらなかった。。。

天気の良い日は夕陽も綺麗だろうと、
用もないのに学校帰りに、毎日のように湘南まで行った。

 


「もう若くもないのに・・・・」
16歳当時は違和感のあった詩も42歳の今となっては少しわかる。


なぜあの頃、ただバイクで走り、海を、夕陽を、流れる景色を
風を感じていただけなのに、あんなに楽しかったのだろう?

 

ちなみにこちらが、MR50の後に乗った僕の足を再起不能にしたバイク。
SUZUKI GS400E 1977年式です。
こちらのバイクの方が全然カッコいいし、原付と比べるまでもないのですが、
原付時代の方が、なぜか思いで深いですね。

 

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